sonicbratの音楽が好き

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https://open.spotify.com/artist/111D7CiUXaNXYtaPTemywV?si=UxE41lttTEed_lxWfpTUCQ

 

ピアノと弦楽器でぽろんぽろんって感じの音楽って好きです。誰も触れない楽園味のスコーン〜静穏な寂しさのクロテッドクリーム添え〜みたいな感じがしませんか?あるいは、幸せな思い出ジュース(濃縮還元)って感じの……

そう感じるのはテレビCMとかで久石譲summer聴いている日本人だからなんだと思うんですが本当は何故なんでしょうか。不思議です。でも音楽の感じ方を理論的に説明されても絵画を黄金比の理屈に則って説明されたときみたいに「それだけで説明しきれてはいなくない?」とかで納得いかない気もするのでこのままで行こうと思います。

 

私の含有する愉快な要素の一つに数学と美術どっちも好き、というのがあってフェルマー螺旋とか再帰的関数で描画されたCGを好ましく思う感性持ちなのですが黄金比の話ってあんまり好きじゃないんです。黄金比って数学オモシロ本に載っていがちなので少しの後ろめたさがあるんですけどコンポジションとかデザインって黄金比に則れば全て美しくなるわけではないじゃないですか、だから洗練された説明に思えなくて

 

……と書いたはいいもののこのブログのモットーは嬉しいこと・楽しいこと・好きなことをいっぱい書く!なので取り消し線してみました。実績解除:ブログで取り消し線を使う!です!!嬉しいです。

 

閑話休題、きっと日本人はみんなこういう音楽に懐かしい気分になるんでしょうけれど私としてはこういう曲に結びつく思い出があります。

高校の思い出です。

 

私の高校はスマホ禁止だったんですが私は音楽を聴いていないと耐えられない状態だったのでよく、隠れて音楽を聴いていました。

相談室の奥のソファや、放課後の教室で。

眠るみたいにコートを被ったり突っ伏したりして。

勇気が必要なときはamazarashiを聴いていましたが3年生になる頃にはもっぱら穏やかな曲ばかり聴いていました。sonicbratの曲もその一つです。

 

私は基本的に厭世的なんですが高校での記憶を思い出すと人の善性を信じたくなるような気がします。沢山のものを貰ったし、救いだったし、生きていける気がした。

だから卒業して一年経った今も辛い。高校を卒業して私に帰るところは一旦無くなってしまった。

高校の思い出なしに私は生きていたいとすら思えないのに、もう帰れない

なぜなら卒業してしまったから、大人になったから

 

…とか!

よく思います。一方で私の一番目立つ特殊性や魅力は高校2回留年したのに卒業したことだと思ってもいるので卒業自体には憎しみ以外にも誇りだって感じているんですけどね。

 

だから、私はかなしいさびしいの人間以外にもなれる!と思うので……なんとか大学合格したいですね。

私の推しは以前、「タナトスはオワコン」だなんて言っていたんですが私もそう思います。幸い、私にはまだやれることはあるんだから簡単に私の人生を退廃的なものにするのではなく「あなたに生かしてもらえた命で今あなたがいなくても幸せでいる」と恩師や親友に言いたい。こっちの方を真剣に必死にやりきった物語って少ないですから。せっかくならあんまり見なくて面白い物語にしてやりたい、と思います。